健康診断“スルー”していませんか?40代男性が要注意な3つの病気とは
「仕事が忙しいから、今年は健康診断パスでいいかな…」
そんなふうに考えていませんか?
40代以降の男性は、自覚症状が出にくい病気が徐々に増えてきます。
“何も感じないから大丈夫”と思っていても、実は身体の中では少しずつ変化が始まっていることもあるのです。
今回は、健康診断を後回しにしがちな世代にぜひ知っていただきたい、「気づきにくいけれど放置してはいけない3つの病気」についてご紹介します。
1. 脂肪肝 〜サイレント・ダメージにご注意〜
脂肪肝は、症状がほとんどないまま進行し、気づいたときには肝炎や肝硬変へ進行するケースもある怖い病気です。
特にお酒を飲まない方でも、**食生活や運動不足が原因で「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」**を発症する方が増えています。
健診で肝機能異常(ALT・AST)が指摘されたら、早めに精密検査を受けることが大切です。
2. 大腸がん 〜40代から増えるがん〜
日本では、大腸がんは男女ともに死亡数の多いがんのひとつです。
40代からリスクが高まり、便潜血検査で陽性が出たまま放置してしまう人も少なくありません。
当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸カメラが可能です。
気づかぬうちに進行する前に、ポリープの段階で発見・切除することで、将来の大腸がんを防ぐことができます。

3. 逆流性食道炎 〜胸焼けだけじゃない〜
「最近なんとなく喉がつかえる」「夜になると咳が出る」
そんな症状がある場合、逆流性食道炎かもしれません。
特にストレスや不規則な食生活が多い40代男性では、胃酸の逆流によって食道に炎症が起こりやすくなります。
慢性的な症状がある場合は、胃カメラでの評価をおすすめします。

健診の「異常なし」だけで安心せず、定期的なチェックを
健康診断で項目が限られている場合、「異常なし」と書かれていても見逃されているリスクがあります。
気になる症状がある方や、生活習慣が気になる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

🏥 当院でできる検査
- 腹部エコー(脂肪肝チェック)
- 大腸内視鏡検査(鎮静あり)
- 胃内視鏡検査(経鼻・経口いずれも対応)
- 血液検査/肝機能・腫瘍マーカーなど
「あのとき検査しておけばよかった」と後悔しないために。
お忙しい方こそ、1年に1度の健康チェックを。