甲状腺疾患
甲状腺とは
甲状腺とは喉元にある蝶のような形をしている臓器です。からだの新陳代謝をコントロールするホルモンを分泌する役割を持っています。「甲状腺が大きいと言われた」「最近動悸や疲れやすさが目立つ」「食欲があるのに体重が減った」などの症状があれば甲状腺疾患の可能性があります。採血検査で詳しく調べることが出来ますので、できるだけ早めの受診をお勧めします。
甲状腺ホルモンの作用
甲状腺ホルモンはからだの新陳代謝を司っています。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、動悸、疲れやすさ、暑がり、発汗、体重減少、手の震えなどの症状が出てきます。甲状腺機能亢進症と呼ばれ、バセドウ病などもここに含まれます。逆に甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、寒がり、眠気、体重増加、便秘、浮腫みなどの症状が出てきます。甲状腺機能低下症と呼ばれます。
甲状腺疾患を持っている方では、コレステロール、肝臓の数値(AST,ALT,γ-GTP)、筋肉の数値(CK)などにも影響が出てくる方もいます。これらの症状やデータをきっかけに病気が見つかることが多いです。
検査・治療
甲状腺ホルモンの数値は採血で調べることができます。当院で診察、検査のうえ甲状腺疾患の診断とさせていただきます。
また脳の下垂体からTSH(甲状腺ホルモン分泌ホルモン)が分泌されており、脳が原因で甲状腺の症状が現れる方もいます。このように専門治療が必要な場合には、迅速に連携の病院へ紹介させていただきます。
消化器の検査
Gastroenterology-
胃内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸など消化器官の病気の早期発見・治療のために行う検査です。当院では、麻酔を使った検査も可能です。
ピロリ菌除菌も行っています -
大腸内視鏡検査は、大腸がん、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患(IBD)、ポリープ、感染性腸炎などの早期発見・治療のために行う検査です。
日帰りポリープ切除も行っています
在宅医療(訪問診療)を
行っています
Home Care
24時間体制の訪問診療で通院が困難な方、認知症や寝たきりの方、緩和ケアが必要な方、看取りを希望されている方などの在宅医療を提供しています。