脂質異常症

脂質異常症とは

みなさんがよく聞く生活習慣病の一つです(高コレステロール血症、高脂血症と同義です)。症状として何かが起きるわけではありませんが、放置していると大病に繋がるリスクが高くなります。大きな病気になってからでは遅いので糖尿病を甘く見ずにしっかり予防していきましょう。

放っておくとどんな病気になる?

①心筋梗塞
②脳梗塞
③動脈硬化

脂質異常症のイメージとしては、血液がドロドロになり血管が詰まりやすくなってしまいます。血管が詰まり心筋梗塞や脳梗塞などの大きな病気のきっかけとなります。どれも症状が出る頃には病気が進行していることが多いため、症状が出る前にしっかり脂質異常症の治療を行なっていくことが重要です。

コレステロールの種類

採血で確認できるコレステロールには種類があります。

①LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
②HDLコレステロール(善玉コレステロール)
③中性脂肪(トリグリセリド;TG)

一般的にはLDL(悪玉)コレステロールが高いほど、またHDL(善玉)コレステロールは低いほどリスクが高いとされています。中性脂肪についても数値が高いとリスクが高いと言われ治療適応となります。

コレステロールの血糖値

基本的にはLDL(悪玉)コレステロールを下げることが治療の中心となります。患者様の性別、血圧、年齢、喫煙の有無、心疾患の有無などをお聞きし、その患者様のリスクに合った目標値を設定します。リスクの低い人ではLDLは160mg/dL以下に、リスクの高い人では120mg/dL以下を目安に治療を行なっていきます。
心筋梗塞や脳梗塞などの病気に一度かかったことがある方は再発リスクが高いためLDLを70mg/dLを目標に治療を続けていきます。

消化器の検査

Gastroenterology
  • 胃内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸など消化器官の病気の早期発見・治療のために行う検査です。当院では、麻酔を使った検査も可能です。

    ピロリ菌除菌も行っています
  • 大腸内視鏡検査は、大腸がん、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患(IBD)、ポリープ、感染性腸炎などの早期発見・治療のために行う検査です。

    日帰りポリープ切除も行っています

在宅医療(訪問診療)を
行っています

Home Care

24時間体制の訪問診療で通院が困難な方、認知症や寝たきりの方、緩和ケアが必要な方、看取りを希望されている方などの在宅医療を提供しています。